自分の祖父(母方)は結構霊感が強い。
多くの体験があり、知り合いなどから相談を受けたり、徐霊もしたことがあるらしい。又祖父は自分の体験を語る事はしない。
なので気になった自分は父に聞いてみた。すると、父は昔祖父に付き合わされた事があるとの事。
そして父から聞いた祖父との体験談の中でも個人的に怖かった話を語ろうと思う。それは叔父(父方)が父に相談を持ち掛けた事から始まった。
家は創価信者が多く、相談を持ち掛けた叔父・父・祖父もそうでした。(不快感を感じる人も居るかもしれませんが事実なので敢えて書きます)叔父が言うには知り合いの学会員が近頃様子がおかしくこれは霊的な物では?との事。
父はそんな事信じなかった。しかし万が一という事もあるとのことで祖父に霊視を依頼。
叔父はその地区の学会員幹部を連れ、父・祖父・叔父・幹部の四人でその学会員の自宅へ行った。学会員が言うには、自分に異変が起こるようになったのは心霊スポットに行った後かららしい。
祖父は学会員を一喝するとその家に上がった。家に入るや否や、祖父はあそことここだなと指をさす。
それは札の貼ってある場所だった。この家はあまり良くないと言いながら仏間へ。
「助かるかそうでないかは気の持ちようだぞ」祖父がそう言うと皆は題目を唱え始めた。数分後すぐに変化があった。
学会員が合わせた手を痙攣させながら頭を上下に振り始めたのだった。「こりゃ狐憑きだ!!皆しっかりすれ!!」祖父がそう言うと幹部は臆したのか腰を抜かして泣き始めた。
仏壇のロウソクの火が信じられないほど大きく燃え上がり、学会員はうめきながら手足をじたばたさせる。父と叔父が必死に押さえ付け、ただひたすらいなくなれと念じ続ける。
そんな異様な光景がどれだけ続いたのか父は覚えていない。父が気が付いたとき、泣きじゃくる学会員に祖父はもう大丈夫だと励ましていた。
その帰りに祖父と父は色々話をした。学会員などいざという時何も出来ないとか、学会活動はしなくていいが信心という物は無くしてはならんとか。
わざわざ心霊スポットに行って憑かれて来る奴は死んだ方が人の為だとも言っていた。他人に厄を振り撒くかららしい。
祖父の言っていた事は的中した。あの体験の後毎年のように厄が振りかかった。
・母が流産…・叔父が突然行方不明に(数年後崖に立っている所を発見されるがその間の記憶が無い)・祖父(父方)が突然死…・祖母(父方)が骨折その翌年脳溢血で死去…・祖母(母方)が心臓病に…・祖父が癌に…(今は治りかけてます)・母が精神病&脳に腫瘍が出来る…・妹が行方不明になりかける・兄が何も無い所で突然転び、肘を複雑骨折…・自分は産まれた直後脱水症状を起こし衰弱死しかける…・父は5回近く入院、一時期精神病になった…心霊スポットに行くのは自己責任ですが、周りに厄が振りかかる事を忘れないで下さい。徐霊を受けた学会員の家はその後全焼したそうです。
徐霊を受けた本人は今は音信不通だそうです。