k区j条に行った時に体験した話をします。
夕方、人と持ち合わせをしていて早く着きすぎてしまったので、商店街のほうへブラブラと歩いていました。駅前から商店街にかけて学生や主婦達で普段より人が溢れていました。
2,3回商店街と待ち合わせ場所を往復しながらちょっとした買い物をしていた時でしたマックの前を通った時に、なぜか急に肩がこったなと思って首をまわす仕草をした直後何気なく視線がマックの2階の窓で止まってしまいました。そこには、ガリガリに痩せこけたお婆さんが窓に張り付いてこちらを見下ろしているのです。
窓に張り付いている指が奇妙に長く、見開いている眼も今にも落ちてしまいそうな程見開かれていました普段は明かりがついているはずなのに何故か暗闇になっていてお婆さんの手と顔以外は何も見えませんでした。あまりの恐怖に思わず足がすくんでしまいその場から動けずに、視線もそらすことが出来ませんでした周りを歩いている人が不思議そうに上を見ているのが解りましたが誰もおばあさんを見えている様子はありませんでした。
瞬きをせずに見続けていたので目が乾いてコンタクトがずれて視点がぼやけてしまったので一度大きく瞬きをしたらお婆さんは消えていました。その時は気づかなかったのですが後で考えてみると窓に張いているはずの手より頭が外に出ていないと視線が合わない事に気づいたときには更に背筋が凍るようでした。
客観的に聞いた話ではあまり怖く感じないと思いますが、今まで体験したことの無い恐怖でした