近所に幽霊の噂がある廃屋があった所在地はもと病院(本当か?)何でもそこに幼くして病死した少女の霊が出るとかののちゃんだったか、ななちゃんだったか、まあありがちな話ではある少女の霊は「もっと生きたかった」とかそんな感じのことをいうそうだ女友達がそこへ行くと言い出した。
その人(関係ないが6年間ずっと同じクラス)は、妹は可愛らしく人望もあるのだが、本人はいじめられっ子で小錦のような体系だったそれに加えて自殺願望があった便利な奴と思われてたのか、夜中の3時ごろ電話を何度も何度もかけてきたりだとか好きではなかった。正直縁を切りたかったのだが・・・まぁ色々あって無理だった。
きょうあそこへいかないか、と誘われた。つかれるんだよなあの子といると・・・と思いつつおk。
いっしょにその建物の中にはいった。しばらくは何もおきなかった。
が・・・たたみの上に座ってると、暫くして少女登場。まぢかよ名前を名乗り幽霊に語りかける女友達。
はぁ、なんでそんなに生きたいの私はもう嫌なのに、とか。あほか。
うまくいえないけど彼女は本物のメンヘラじゃなくて勘違い系だったのだまあ、幽霊少女とおぼしきのはしばらくは黙って聞いていたのだが、いや気がさしたのか、突然頭の中に「なら、かわれ!」という声が響くぼーっとして座ってた私はびびって逃走、帰宅うめき声をあげながら彼女も追ってくる。しかしはぐれる。
ちびりそうだった。いやっぁぁぁぁぁーって悲鳴が背後から聞こえた気がするずりずりっ、て地を這うような音も。
でも、翌日彼女はどこいったかと思いきや普通に無事だったしかし性格が激しく変わっていて中の人が入れ替わったとしか思えない状態幽霊少女に入られたのか?まあ彼女は生きたくなくて幽霊は生きたかったんだからちょうど良かったのかもしれない遊び好きになって毎日のようにゲーセンに誘うのは困ったもんだが・・・白い服ばっかり着ていたのが、派手派手な服も着るようになったし。書道が異様にうまくなったのも、謎。
幽霊少女の趣味だったのか、どうなのか。