洒落にならない怖い話を集めました。怖い話が好きな人も嫌いな人も洒落怖を読んで恐怖の夜を過ごしましょう!

  • 【洒落怖】不動産屋さんの悲鳴

    2024/05/17 09:00

  • 俺が家を出て一人暮らしをしようと、不動産屋さんといろいろ家をみて回った日の事。

    いろいろ見て回った何軒かめのアパート。それまで気さくに話してた不動産屋さんが何やらぎこちない。

    懐に手を入れて案内してくれた。なんかこう、外国の刑事が銃を抜くような感じで。

    靴を脱いで上がり、二間だけどまあまあな部屋に入っていった。習性でコンパスで確認すると窓は西。

    こりゃあ西日がきついなぁなんて思ってたよ。押入れとかもまあまあ広くて意外といいけど・・惜しいなと。

    その旨を不動産屋さんに話すと、引きつった顔で笑ってじゃあすぐ次に行きましょうって。なんか怒るようなことしたのかなって玄関に戻ると、靴が六足ある。

    男物、俺と不動産屋さんのもの。そして女性のとおぼしきもの。

    そのときの声にならない不動産屋さんの悲鳴・・・俺は靴履いて玄関閉めて・・・あれって気付いた。不動産屋さんはもう階段を走り降りていたwええ。

    俺も走りましたとも。響く音は三つ。

    俺の前と・・・後ろからも響きましたよ。霊感はないけどああもはっきりと見たのも、聞いたのも初めてでした不動産屋さんが懐で握っていたのはお札でした。

    車に乗り込むとお札を貼り、何か唱えてました。・・・・てかそんな物件を紹介すんなよとw違う不動産屋さんで今の部屋は決めました。