父がガンの手術をしたんですよ。
で、「もしものときには輸血します」っていう承諾書を書かされたんですけど、幸いに手術時には輸血はいりませんでした(内視鏡手術のため)。で、術後しばらくして貧血が出たので輸血。
これが血液型が違っていたらしいんですよ。輸血途中で父は意識不明、そのまま高熱を出して、そのまま戒名になるところだったとか。
『らしい』っていうのは、私たち家族には全く連絡がなかったんです。ちょうど見舞いに来てくれた知人がそのときに遭遇して、私に連絡くれてことが明るみに出たんですが…。
もちろん、母とともに担当医に面会を求めました。忙しいだのなんだのと理由をつけて面会を拒否していましたが、なんとか会うことを承諾。
で、そのときのことを詰問すると、「今生きているんだからいいでしょ!過ぎたことなんだから。だいたい、あんたたちに何がわかるんだ!」とわけのわからないキレ方をされてしまいました。
父がある程度落ち着いたとき、担当医の「今動かしたら死ぬ!」という説得(?)を無視して転院させました。転院したら、元の病院から今までのカルテとかをもらいますよね。
でも、その中には、輸血のことは一切書いてありませんでした(転院先の担当医から聞きました)。医療過誤も怖いけど、カルテの改ざんってのも、日常茶飯事に行われているのかと思うと…。