うちの兄ちゃんの体験談です。
兄が大学時代、サークル仲間と夜中にドライブをしていた時の事。サークル仲間とドライブ中、通りかかった所にダダっ広い駐車場があり、トイレや自販機などもあったので、トイレ休憩と運転手交代を兼ねてそこへ車を止め休憩する事に。
友人らははタバコを吸うため、車の外で地べたに座り、兄は運転席で夜風に当たりながら涼んでいました。兄はふと100mくらい先に目をやると、何かが動いているのが見えたそうです。
暗くてよく見えないのでよ~く目を凝らして見ると、小学3年生くらいの髪の短い女の子が、縄跳びをしていてぴょんぴょん跳ねているのが見えたので、「夜中に小さい子を連れ回すなんて、なんて親だ」と、的外れな事を思ったらしいのですが、実はその駐車場は、沖縄県南部にある戦争の激戦区で、慰霊碑や記念館がある施設の道向かいにある駐車場。
女の子が居た場所は地面なんか無くて、すぐ下は崖。
兄は霊など信じないので普通に話すのですが、聞いてるこっちが恐ろしくなった話です。