正月に実家に帰った時の事。
「ただいまー」「シャァーーーーッッッ!!!」うわっ、いきなり猫に吼えられた!?半年振りに対面するなり吼えかけてくる実家猫。14年も一緒に暮らしたのに半年会ってないだけで自分の事を忘れるとは…脳みその容量を考えてもこれはヒドイ。
仕方ないので猫ジャッキーとかで餌付けてみたりしたが依然として警戒している。家族も含め首を傾げてしまう状況だった。
二日目。今日は首を狙って飛び掛って来た。
これはヤバイ。餌付けどころじゃないって。
あと実家の猫はキリモミで飛び掛ってくる。三日目。
ある事に気付く。猫は自分の顔を見て吼えていると思っていたが、どうもそうではないようだ。
猫の視線をよくよく辿って見てみると、自分の右肩辺りを睨みつけている風である。何も見えないけど…何も見えなくて猫だけに見える…?幽霊かなにかでしょうか?猫さん。
四日目(大晦日)。平家を奉ってる(祀ってる?)とある神宮に初詣に行く。
とりあえず今憑いてるモノを取り除いてくれるよう願掛け(?)自分の姓に\"平\"が付いてる事から、もしかすると平家の末裔かも?なんて考えてた自分は「ご先祖様、この変なのを追い払ってくださいな」みたいなお願いもしておいた。…平家の亡霊さんが集まってそうな耳無し芳一さんの像の周りは怖くて近寄れませんでしたが。
5日目。猫が吼えなくなり、元の大人しい猫になった。
剣呑剣呑。みんなも年に一度はお参りに行こう。
あと墓参りもな。