洒落にならない怖い話を集めました。怖い話が好きな人も嫌いな人も洒落怖を読んで恐怖の夜を過ごしましょう!

  • 【洒落怖】映画撮影

    2023/02/04 09:00

  • 真夜中に電話で友人がしやがった話。

    そいつの友達のAは映画研究のサークルか何かに入ってるらしいんだけど、ある時ホラー映画を撮影することになったそうだ。で、美人で有名なCさんという女性を幽霊役に起用した。

    撮影はまず、Cさんの自宅をロケ地として行われた。長い髪を垂らして、白装束(まるでリングの貞子のような格好)を着たCさんを玄関に立たせ、幽霊が家に入ってくるというシーンの撮影から始めた。

    玄関に面した廊下に監督のAとカメラのD、演出のMが位置し、Cさんと向き合う状態で撮影は行われた。撮影中、突然Mが「誰かに見られてるような気がする」と言い出した。

    廊下はリビングに繋がっていて、リビングの入り口は簾が掛かっているのだが、Mは「誰かいませんか?」とひたすら言い続けていたそうだ。Aが振り向いて後ろを向くと、本当に簾から誰かが覗いていた。

    長い髪を振り乱して、服は真っ白の装束のようで…そう、顔は見えないがまるでCさんにそっくりの格好をした人物がそこに立っていた。当然AはCさんかと思い、声をかけた。

    だが、玄関からリビングへ繋がっているのはAたちのいる廊下しかなく、Cさんは玄関を離れていないため、まずそんなことはありえない。Aが声をかけたのでCさんは何かと思い「どうしたん?何かあった?」と、もちろん玄関からAに向かって言う。

    Aは何がなんだか分からず、リビングの方を向いたがやはり、Cさんと同じ格好をした誰かがじっと覗いている。Mは気分が悪いと言い出し、その場は大パニックになって撮影は中断された。

    Cさんにそのことを言った時には、もうその「誰か」は消えていたらしいけれど、家の中には誰もいなかったそうだ。映画はまだ撮影途中らしい。

    それ以来その「誰か」は出現していないそうだが、撮影中、急にカメラの調子が悪くなったり、ライトが消えたりいろんなことが起きているそうだ。だがCさん本人は到って何もないそうだ・・・。