洒落にならない怖い話を集めました。怖い話が好きな人も嫌いな人も洒落怖を読んで恐怖の夜を過ごしましょう!

  • 【洒落怖】真っ白な衣装をきた少女

    2026/03/07 21:00

  • 平成10年の1月、暖房も入っていたので、
    特に寒くなく、いつものようにベッドに入った。

    僕はうだうだとバイトの事でも考え
    いつの間にか眠りにおちていた。

    「オイっオイッ!聞こえてるんやろ?」

    急に起こされ
    手探りで電気のひもを探すが手が空をきる

    「ってか寒。なんで窓が開いてるねん」

    そう呟き暗闇にもなれ、
    なかば切れ気味に起き上がろうとした瞬間また

    「オイっ聞こえてるんやろ?」

    ???

    背中の真後ろから声が聞こえる。


    「聞こえてるんやったら○×△・・・」

    想像してほしいんだが
    生きてる人間でも耳元で声が聞こえたら誰でも驚くでしょ?

    もちろんその時は声なんてものもでず、
    身動きとれないままとにかく祓詞を唱えた。

    「ちょ!やめろって○×△」

    何を言ってるのか聞きとれなかったが
    思わずふきだしてしまった。

    一回目の祓詞を唱えようとしたとこでやめろって
    どんだけ弱い霊やねん。

    僕はここで恐怖心もなくなり
    勢いよく振り返ってみたが何もみえない。

    目をこらすと窓が空いてる。

    声の主の事より1月の真冬に
    窓が空いてる事実に驚いた

    父母弟の家族と住んでいて
    2階には俺と父しか寝ていない。

    第一部屋に入ってくるわけがない。

    「フフフフフフフフッ」

    よく学校の怖い怪談とかで聞く
    花子さんや少女の笑い声を想像してほしい。

    いきなりのことでまたおどろいたが
    何もみえない。

    とにかく窓を閉めようと起き上がり
    月明かりを頼りに窓をしめようと手をのばしたと同時に
    (実際は触れていなのだが)
    白い手がのびてきて、窓のふちを掴み、
    真っ白な衣装をきた少女が窓からフワッと入ってきた

    「○×△・・・!」

    声にもならない言葉で尻餅をついた

    少女?はまるで僕の事がみえていないかの様に
    階段のある扉の壁にスーとすすみ消えた。

    あまりの驚きに電気をつけ
    窓をおそるおそる閉め
    布団にとびこみ寝た。

    夢の中でお祭りの音色?が聞こえる

    1階が騒がしいので起きていくと
    小学生の弟が泣いて
    母親に何かを喋っている

    話を聞くとこうだ。

    夜中に祭りの音と
    女の子の笑い声が聞こえるから
    起きてしまったらしい。

    そしたら上に女の子がいて、
    いきなり首を絞めてきたそうだ。

    苦しくてふりほどこうにも何もできず気を失ったら、
    お腹の上で飛び跳ねて起こすのだそう

    そして笑いながら首を絞めてきて。
    また繰り返し・・

    それが明るくなるまで続いたそうな。

    「あぁ白い服きたやたら可愛い女の子か」

    「なんで知ってんの?またおにいのせい?」

    「ちゃうちゃう(笑)
    昨日夜中に窓から入ってきてん。
    えらい可愛い子やなって思っててん」

    そんなこんなで、
    なぜ弟にでてきたのかを考えていた時にピンときた。

    「おかん。おかんの家って雛人形あった?」

    「そりゃあるよ。(長野県の)実家においてあるよ」

    とにもかくにも
    おばあちゃんの家に電話をかける。

    で皆さんの想像通りに
    もう古く首もとれていた雛人形は
    先週の大型ゴミの時に捨てたのだと。

    「供養せず捨てたん?」

    「ハハハハハっもう捨てちまったし、いいじゃん。
    お神主さん呼ぶ程でもないし何かあったのかい?」



    弟だけが長野県で生まれ、
    優しかったからでてきたのかなっと思いながらも
    最初の男の声も意味不明だし
    自分自身が首を絞められた訳でもないので
    この件は忘れていましたが。

    さっき女の子が飛び跳ねて笑っているのをみて、
    これが寝ている自分のお腹の上で満面の笑みでやられ、
    そのまま首絞められたら自分やったら
    トラウマになってるかなぁと思い、話しました。