俺が小学生の頃の話です。
小学3年の頃、祖父が亡くなり祖母と同居することになった。その頃から俺は3日に一回は激しい頭痛と嘔吐を繰り返すようになった。
医者に行っても原因が分からなかったが祖母が何かを唱えると不思議とよくなった。そんな状況が半年ぐらい続いた頃、父が知り合いのお坊さんに頼んでお払いをしてもらうことになった。
家族は皆お払いを受けることに賛成していたがなぜか祖母だけは反対した。お払いを受けるとその日から驚くほど体が軽くなり以前のように過ごすことができるようになった。
ただお払いを受けたあと祖母が小さな声で「畜生、もう少しだったのに」と言ったのが耳から離れない・・