中学の時部活の顧問から聞いた話なんですがこれはマヂでビビッたんで書きますね。
先生は大学時代ラグビーをやってたらしく一年生の初試合の遠征で高速を使って友人二人と帰ったそうです。助手席に座った先生がボンヤリ外を眺めているとずぶ濡れで髪の長い女が歩いていたそうです。
多少違和感を覚えたそうですが初試合で疲れていた為、気にせず友人にも言わなかったそうです。都内まで入ると友人が腹が減ったと言うので牛丼屋に入ってしばらくダラダラして先生がふと外の交差点に目をやるとまた高速の女がずぶ濡れでたって居て青信号とともに人混みに紛れてしまったそうです。
「こりゃ変だ」と思った先生は友人に説明しても信じてもらえず、ラグビーをしている男が恐いとも言えず、帰る事にしたそうです。先生が家につくとまだ春先だと言うのに部屋が真夏の車の中のようにジメッとしたイヤな感じがしたそうです。
それから先生は自然と目が覚めてしまい、キーンッと言う耳鳴りとともに金縛りにかかってしまったそうです。声も出せず、あたりを見回すとベットから鏡が見えて窓が映っていてその窓になんと髪がダラーンとさがった女の首が逆さまの状態で部屋を覗いていたそうです。
そこで先生は気を失って、気が付くと朝になっていたそうです。後日大家に尋ねると、その部屋のお風呂場でリストカットで自殺した女の人がいたと言う事です。