やばいストリートの噂って聞いたことないか?中部地方某所に、小さな住宅が密集してるとこがあるんだよ。
その辺りは道が狭くて入り組んでる。両脇も突き当たりも全部民家。
超狭隘。街頭カメラとかが発達する前は、その辺りのバス停で降車することはタブーだった。
暗黙知というか、そこ周辺の住民は全員が何となくそうしていたし、小さい頃にそう教えられた。今でも、最寄り駅や大きな道等の防犯カメラに写ってるか、信用のおける相手が明確に其処に向かったことを知ってるか、そういうバックアップを抜きに入っていくのはタブー。
日本で行方不明者が多いのは、別に宇宙人の仕業とかじゃなくて人間社会の闇に対する無警戒が原因じゃないかと思う。他にも、地元以外で壁が多くて外から見えない部分が多すぎる小さな飲食店は入ったらいけないという校則があった。
今もあるかどうかは不明。逆に、でかい店の試着室とかが危ないという話はコンビニの文庫本か、インターネットをするようになってから知った都市伝説の話でしか聞いたことがない。
目下、気になる(オカルト者に意見を求めたい)のは、行方不明者がどうなるのかについて。貴方の地元の、やばいストリートの噂も大歓迎。