結構昔の話ちょうどプレステソフトのバイオハザードが流行ってた時の話だ当時はオレもバイオハザードにハマりまくって、正直、神レベルまで極めてたねwそんなある日、いつものように夜中まで部屋でバイオをやってた訳だそしたら外で飼い犬のシロが、犬が痛がる時特有のキャインキャインみたいな声で鳴いてるのが聞こえた最初はあんまり気にしてなかったんだが、あまりに鳴くんで段々心配になってきたと言うのも、時々、野良犬が庭に侵入、超へたれなうちのシロをいじめた挙げ句に餌を盗み食いして行ったことが何回かあっただとしたら、あまりに可哀想だなぁと思って庭に出て様子を見に行った。
懐中電灯片手に庭に出ると激しく暴れるシロと、それを無理矢理押さえ込んでる男の後ろ姿が目に入った突然の予想もしなかった光景を目の当たりにしたオレの脳内には恐怖しかなかった「ヒッ」情けない声が口から漏れる漫画とかじゃよくあるけど、人間最高にビビるとあんな声が本当に出るんですよwその声でオレに気付いたのか男がゆっくりとこっちを振り向いた振り向く間際に男の手から何かが滑り落ちたそれは地面に落ちるとベシャッと嫌な音を立て潰れて真っ赤な液体が広がったそして振り向いた男の口とシロの体にも真っ赤なモノが付着していた髪の生えていない頭、生気の無い目、土気色の肌、半開きの口からは涎が垂れていたバイオのあのシーンまんまなんだよコイツはゾンビでうちのシロを食ってる、その考えてしか浮かばなかった腰にベレッタがぶら下がってたら間違いなく撃ってたと思うそしてその後バリーのいる部屋に逃げ帰りバリーに助けを求めて…しかし当然ながらベレッタもなけりゃバリーもいない結局オレに出来たのは悲鳴を上げる事だけだったwオレの声を聞き付けて家の中から父親と母親が飛び出してきたそして腰を抜かしている(w)オレをしり目に、勇敢にも父親はその男を取り押さえ母親に警察に連絡するように言ったダメだ、親父、そいつはゾンビなんだ、もし噛みつかれたりしたら…しかし予想に反して…あれ?ゾンビ弱ぇ、てか、これゾンビ?取り押さえられた男は泣きながら訳の分からないことをわめいてるしばらくして駆け付けた警察に男は連れていかれたよ要は、近所のボケたジジイが夜中に徘徊してうちの庭に入り込み、家庭菜園のトマトを悔い荒らした挙げ句にシロに(が?)襲いかかったらしいオチを聞くと死ぬ程アホらしいが、あれはマジで洒落にならんかった