洒落にならない怖い話を集めました。怖い話が好きな人も嫌いな人も洒落怖を読んで恐怖の夜を過ごしましょう!

  • 【洒落怖】同乗者

    2024/09/20 18:00

  • 大晦日にダチと年越しツーリング行った時の体験地元の峠に走りに行くんで22時に俺の近くのコンビニで待ち合わせ早く付いた俺はコンビニで立ち読みしてダチが来るのを待っていた。

    んで、ダチが到着。だがいきなりダチが訪ねてきた。

    「お前女連れてきた?」俺「はあ?」女って・・・・・・「お前のバイクに女が座ってんぞ!」俺様のバイクに無断で乗ってるとは女でも許せねーと思い文句言ってやろうとバイクに向かった・・・が誰もいない「どっか行きやがったな」まあ、年も明ける事だし気にしないことにしてコンビニで飲みもんと菓子を買って出発。その峠は何もなく初詣とか全然縁のない所だったので俺達の貸切状態だった。

    あるといえば墓地が途中であるのだが(^^;「よし飛ばすぞ!」ダチは大はしゃぎでぶっ飛ばしていった。普段スピードは出さない俺だが、この日ばかりは飛ばしまくった。

    寒かったが夜景が綺麗で最高だった。しばらく行くと墓地があったが気にせず通過・・・だがここから地獄だった。

    墓地を通過してから俺のバイクが急に重くなった。ツーケツしてる時と全く同じだった。

    急に背筋がゾクゾクっとして後に何かが居るのを感じた。右ミラーを見たが何も無い。

    そして左ミラーを見たら青白い足が見えた誰かが乗ってる・・・後にいやがる。恐怖MAXの俺は怖くてそれ以上確認できなかった。

    こうなればスピードを上げてダチに追いつこうと思い速度を上げたしばらくすると急カーブに差し掛かる所だったのでスピードを落とそうとアクセルを緩めようとしたが・・・手が動かない・・・これが金縛りか。ああ。

    終わったと思い死を覚悟してしまった。死ぬのに何でかすごい冷静だったのを覚えてるそしてカーブに真っ直ぐつっ込んでいく最中、後から声がした「うごーーぉ・・・うごおぉー」何か苦しそうにうめいてる女の声が・・・その瞬間、俺の右肩に重さが伝わった。

    見てみると青白く顔が血だらけの女と目が合った