うちの学校の怪談20年以上前に腰まである髪の生徒がいて友達がいなかったために、いつも休み時間や放課後は図書館の窓辺に腰掛けて本を読んでいた。
ある日、事故(ノイローゼで自殺説も有り)で落ちて死んでしまった。彼女の名前が残る図書カードの本を20冊借りると、彼女が窓辺に現れる。
(長い髪の毛が本にいっぱいはさまってる説もある)それでノイローゼになる子が続出して図書館の図書カードが廃止されてバーコードになった。彼女の借りた本を全部借りると家まで付いて来るらしい。
図書室の資料室のどこかに彼女の文集が残ってる。 等何年か前の先輩が司書の先生に聞いたら「大丈夫、あの子の読書全部読むの無理だから(w」と実際にその子の図書カードを見せてもらってそこには1年間で400冊、図書カード20枚分位の貸し出しがあって。
「返してないのが3冊あるから」と言われた。卒業して、地元就職してしばらくコピー部屋で一緒になった別部署の女性と世間話をして彼女はと同じ出身校だったので思い出話にその話をしたら、ものすごく変な顔をされた。
彼女は15年くらい前に卒業している。「○○さんの時はそんな怪談なかったんですか?」ときいたら「…うん、その図書室の子って、私だから」といわれた。
いろんな意味で血の気が引いた。