お盆に実家に帰る早朝、ニュースで新幹線が満杯だというので5時くらいに大慌てで自宅をでてきた。
出た後気づいたのだが、雨戸がそのまま締めっぱなしだった。実家で5日くらいゆっくりして、夜の10時くらいに自宅に帰ってきた。
「ガチャ」鍵を開けると、雨戸が閉まってるだけあって、なんとなく湿気がたちこめている。居間の入り口にあるエアコンのスイッチをつける。
ニュースをみながら雨戸を開けようと、カーテンを空けた・・・・・・「 ! ! ! ! 」一瞬心臓がとまった2m×1mの大きなガラス窓に大きな目玉が2つあった。こっちをにらみ付けていた鼻もある。
髪を振り乱した大きな顔がこちらを覗いている玄関まで逃げ出した後、戻っておちついて再度みる。・・・赤い絵の具で書かれたものだった。
その後は警察がきていろいろ質問していった。どうやら近所の暴走族のイタズラということで結論がついたようだ。
・・・・それにしても未だに不思議なのは、室内に物色された気配はない、雨戸はご丁寧に内側から鍵がかかっていた、それに・・・・・・・赤い「絵の具」が何か鉄サビのような臭いがしたことだ