嘘っぽいけど実話
高2ぐらいの頃、
小さい頃からいろいろな体験をしてきたので
受験もそろそろだし
一度お祓いをしてもらおうということになった。
想像してたのとは違い
お祓いはあっさり終わって、
最後にお守りをもらって帰った。
なんか分からんが
このお守りを持っていると安心感があったので、
夜寝るときは握って寝てた
お祓いを受けてから1週間ぐらい経った頃、
夜いつものように寝転がってテレビを見てたら、
震度3ぐらいの強さの揺れを感じた。
時間は夜の0時か1時ぐらいだった。
ぐらいってのは、
いくら待っても地震速報がこなかったからだ。
けっこう揺れたのになと思いながら
その日は寝た。
次の日の夜またベッドで横になりながらテレビを見ていたら、
昨日と同じような時間帯に揺れだした。
また地震か、多いな
と思いながら速報を待っていたのに
全然でない。
親が起きていたので
さっき地震あったよねって聞いても、
揺れてなんかないぞと言われた。
腑におちなかったけれども、
この時は霊的なものとは全く考えていなかったので寝た。
次の日の夜も同じようにベッドで横になってたら
また同じ時間帯に揺れだした。
速報はもちろんこないし、
親に聞いても揺れてなんかないと言う。
さすがに3日連続で同じような時間帯に起こるのに
恐怖を感じはじめた。
また後でお祓いでもしてもらおうかなと考えながら
この日は寝た。
4日目、
そろそろ揺れる時間帯かとテレビをみながら横になっていたが
全然揺れない。
あれ、今日は揺れないのかと思って普通に寝た。
けれども、
夜中夏なのにものすごい寒気を感じて目が覚めた。
本当にこの寒気はやばかった。
今まで一度も体験したことのない、
言葉では表現できないような寒気だった。
なんだと思いながら起きようとしたら体が動かない、
完全に金縛り状態だった。
そんで暗い中目凝らしてみるとなんか見えるんだよ。
頭だけだったけど
片眼が髪で隠れた状態のたぶん女。
とにかく声ださなくちゃと思ってもでるわけなし、
なんかないかなにか、と考えてると
いつもお守りを握って寝てるのに気付いた。
不思議なことに
お守り持ってた右手の指だけが動かせたんだよね。
本当に藁をもすがる思いだったから、
お守り強く握って
助けてください、助けてくださいって
心の中で何度も念じた。
すると急に右手の方から血がかよってくるような、
なんというか初めて味わう感覚だったからよく表現できんのだけど、
すごいあったかいものが体中に流れてきた。
と思ったら、
自分でも特に意識してないのに急に上半身だけあがって
「あああああああああああ」
って言葉がでてた。
金縛りはとけてた。
女(たぶん)はいなくなってた。
思い返してみても本当に不思議な体験で
書いてて恥ずかしいが本当のことなんだ。
もしあの時お守りもってなかったら
どうなってたのかなと思う。