ある家に引っ越した家族の話引っ越してから3日目くらいに、深夜にガタガタガタ!とすごい地震がした。
びっくりして家族全員とびおきてTVをつけたがまったく地震の速報などやっていない・・・ほかにも寝煙草してタバコを消したあと消灯すると、漂っていたもやがライトに照らされ人の首の形になっていたりとか、人の話声とも雑音とも区別つかない中高音が「キーーーー」と部屋に一晩中聞こえたりして満足に寝られない状態でいたしかしその原因も1月程度ですぐ判明した冷蔵庫を別の場所にうつそうとしていたところ、ガリガリッ!と威勢良く壁をひっかいてしまった。すると壁紙の向こうには梵字みたいな御札がビッシリはりつけてある「本当の壁」が浮かび上がった。
その日のうちに仲介業者を呼びつけて問いただしたところ、その家は数年前に一家心中があり、一家全員を殺した後父親が血文字で遺言を壁に書き付けたらしい売りに出すためになんども壁を塗り替えたり壁紙をほどこしたりしたがそのたびに文字がしみのように浮き出てくる。そこで御札を間にはったらしいいまその家はふたたび売りに出されているむろん壁紙を張り替えた状態で・・・・・・