さっき弟に聞いた話。
地元K県の海沿いの道路に、まわるレストランという名所があったんだけどその付近で5、6年前に女子高生が殺されて捨てられていた事件があった。これは有名な事件で俺も知っていた。
弟はそのすぐあと位に友人達と夜中バイクでそこに行ってみたんだと。駐車場があって、その奥の下り斜面に死んでたそうで、そのあたりに花がいっぱい置かれていた。
そこで仲間たちと横一列になって記念写真を撮ろうとしたときに弟は花を拾って両手に抱えて真中に立って写った。シャレにならんことをするナアと思ったが、案の定現像された写真にはモヤのようなものがかかっていたという。
俺が「モヤくらいですんでよかったじゃん」というと「いや、モヤどころじゃねー。黒煙が俺たちの胸から上を覆ってて誰一人顔も見れない状態だった」すごい見たい。
ネガがまだあるらしいから、焼いてもらう。