夜に寝ながらとあるサイトを読んでたら
幽霊を撃退する方法なんてのがいくつかありました。
俺はそんないくつかの方法を見ながら
自分だったらどうするか?
当時バリバリのリア中な俺は
そんなことを妄想して楽しんでました。
俺が考えた中二病も真っ青な方法は、
もし、霊なんてものが俺に悪さをしようものなら
どんな方法をとってでも呪い返してやる。
取り殺されるなら
俺が霊になってやり返して
この世から消してやろーじゃねーか。
今考えると、
このアホな考えの俺の方がよっぽど怖いです。
まぁ、それは置いといて。
そのようなことを考えていたときでした。
急に周囲の音が無くなるというか、
聞こえなくなりました。
しばらくすると、
ぼそぼそとした声が聞こえてきます。
?なんだろうな?
そう思ったときでした。
ベットで寝ていた俺の後ろ、
なにもないはずの壁側の方から視線を感じます。
突然でした。
金縛りです。
動けなくなると同時に、
ぼそぼそと言っていた声が無くなり、
一度だけ、男の人の声で、
「やれるものならやってご覧?」
まさかのフリーズorz
その瞬間に周りの音が聞こえるようになりました。
ヘタレな俺は、
ただただ布団を被って念仏のごとく
ゴメンナサイを連呼してましたwww
声の聞こえてきた側、
つまり壁側の方は、壁を挟んだ向こうに、
不思議体験をする姉の部屋となっています。
さて、次の日の朝。
起きてきた姉が開口一番
「昨日変な夢見ちゃってさー、
中年くらいの男が部屋に立ってんの。
そしたらH(俺)の方の壁すり抜けてったんだよねぇwww」
笑えませんよお姉さん。
でもそんな怖い事実認めたくない俺は、
いそいそと学校に行きました。