友達が中学時代の先生から聴いた話。
その先生が修学旅行の時に、話の上手な友達から聞いた怪談。ある日、夢の中で砂漠に出る。
砂漠の中をさまよっていると、座っている人がみえる。その人を良く見ると自分そっくり・・・というか、自分そのものだ。
さらに近づくと、そのもう一人の自分ムクっと顔を上げ「変わってくれ」という。唖然としていると、もう一人の自分は立ち上がり、追いかけてくる。
砂漠の上を逃げ回っていると、突然電話ボックスが見える。やっとの思いでそこに逃げ込むと自分は家に電話した。
すると、母が出て、あなたは誰?と聞かれる。そこで自分の名前を答えると目が覚める。
この話を聴いたあと、本当に夢に出る。その時に、てに10円玉を貼っておかないといけない。
しかも、本当に夢に出たとき、目がさめるとその10円がなくなっているという。これはその先生が生徒を実験台にやったらしい。
すると8割がたの生徒がその夢を見て、見た生徒全員の10円がなくなっていた。