洒落にならない怖い話を集めました。怖い話が好きな人も嫌いな人も洒落怖を読んで恐怖の夜を過ごしましょう!

  • 【洒落怖】消えた3万円

    2024/01/09 21:00

  • 高校生2年生の春、私はバイト代約3万円を机の上に置いたまま学校に行った。

    学校まで片道1時間半。高校を出たのが16時頃なので、家に帰ったのが18時前だったと思う。

    帰ってみると、朝机に置いておいたはずの3万円が無くなっている。とりあえず家族に聞いてみるが、みんな「知らない」の一点張り。

    誰かが嘘をついてるんだろうなぁ。まぁ、一番悪いのはお金を置きっぱなしにしていた自分かもしれないな。

    と思いながら、その日は少しだけ勉強して23時頃に寝た。次の日、朝6時頃に目が覚め、7時頃に家を出て学校へそれから半年後、警察官二人と一人の男がうちへやってきたらしい。

    私はその場にいなかったので。(対応した祖母が聞いた会話で、内容は大体↓の通り)警察:お宅でお金がなくなった事がありませんでしたか?祖母:さぁ、ちょっとわからないんですが。

    警察:こないだ捕まえた男がお宅で盗みを働いたと自供しているので。祖母:そういえば孫が春頃に「お金が無くなった」と言ってましたが。

    警察:多分それですねと言う感じ(祖母から聞いた話で、詳細はわからない)だったらしい。その後詳しく聞いた話では、男が金に困る→今の所持金で電車で行ける所まで行って泥棒しよう→たまたまうちが目に付いた→俺の部屋へ→3万円発見!→俺が帰宅→泥棒焦る→隣の部屋(物置)へ逃げ込む→泥棒、逃げるに逃げられない→朝、誰もいなくなったのを確認して逃げる→別件で捕まる→自供という感じらしい。

    壁一枚隔てた隣の部屋に一晩泥棒がいたってのを後から知って、ずっと((((;゚Д゚)))ガクガクブルブルだった