中学時代に霊感の強い友人がいました。
修学旅行の時たまたまその友人と隣の席になりバスで観光地めぐりをしていたのですが、ある橋に差し掛かった時、その子の様子がおかしい。ずっと下を向いて目をつぶっている。
顔色も悪い。気になって気分悪いの?と聞いても無視。
結局、橋を過ぎてだいぶたった頃落ち着いてきました。さっきの様子が気にかかったので聞いてみたところ、橋に差し掛かったとき外の景色を眺めていたら、川のほとりに白い服を着た女性が立っていたらしいのです。
霊感の強いその子はとっさに人間ではないとわかり、嫌だなと思った瞬間目が合ったそうです。かなり距離があるはずなに目が合ったのがわかったそうです。
そして目が合った瞬間、その女の霊は飛んでバスを追ってきてバスのガラスにへばりつきドンドンドンドン…教えて~…ドンドンドンドンドンドンドン…教えてぇぇ~~ねぇ~…と激しくガラスを叩きながら叫んでいたとの事。友人はひたすら心の中でクジを切り、あっちに行ってとお願いしていたら、いなくなったと言っていました。
自分には窓を叩く音は聞こえなかったが、友人は幽霊関係で冗談を言わない子だったのでムチャ怖かった。