両親から聞いた、怖い話両親と親戚のおばはん一人で四国に旅行に行った。
四国の88箇所めぐりだっけ?その帰り、ホテルに向かうはずが道に迷ったのか街灯一つない真っ暗な山道を走っていたらしい。引き返そうにも道は狭く切り返せない、真っ直ぐ走れば街に出られるだろうと思い、ひたすら進んでいく…対向車も後続車も民家も、なにもない真っ暗な道…地図を見ていた母も目的の道とはちがうことに気づき始めた。
すると、遠くから対向車が来た。山道に入ってから始めての対向車だったらしい。
両親はすぐに相手に止まってもらうよう合図をし、やっと見つけた対向車も止まってくれたらしい。両親が「この先には何があるんですか?」「この道を進んだら街にでられますかね?」すると女性は(相手は女性だった)「よく分からないんですよ…」と一言、そのまま走り去ったらしい…両親は感じ悪いなぁと思いながら、とりあえず行けるところまで行こうと考え、また真っ暗な山道を走り続けました。
相変わらず、民家も曲がる道も後続車すらない道最後には道が無くなっていました…(舗装された道はなく獣道に行きついた)両親は車の向きを変え、来た道を帰り始めました。その車内で、「この先には何がある?」「よく分からない」…?対向車のヘッドライトがかすかでも見えた記憶がない。
民家もない…あのひとどっから来たの??極めつけは親戚のおばさんの一言、助手席に子供が乗ってたね。止まって話をした時も、ずっと正面を向いて、こっちには見向きもしなかった。
と…両親は子供の姿にはまったく気付かなかったそうです…両親はぞーーーとしたと話していました。