俺は昼休み会社の休養室で
横になって寝ようとしたんだ。
仰向けになって、毛布被って、目を閉じて。
そしたらいきなり物凄い圧迫感に襲われた。
手で押さえつけられてるどころじゃなくて、
体に重力が何倍にもなって降りかかったみたいだった。
滅茶苦茶に苦しいし、
おまけに耳に凄い騒音まで響き出した
(あまりに音が大きくて、何の音かもよく分からなかった)。
それが暫く続いてから、
唐突にその圧迫感が消えた。
フラフラになりながら立ち上がって、
休養室を出て、
気分が悪いからトイレに行ったんだ。
そしたら、
鏡の俺の顔がボロボロに老けてた。
髪が黒と灰と白のマダラになって、
皺とかシミだらけになって。
本当に絶望した心境になって……
気がついたら休養室のベッドの上だった。
体勢とかも寝ようとした時のまま、
顔も体も寝る前のまま。
時間を見たら
寝ようとしてから20分も経ってなかった。
「なんだ、夢オチか」と思うだろうけど、
夢から現実へ移った瞬間が全然分からなかったし、
圧迫感とかは本当にリアルで苦しかった。
それに、
老いた自分の姿を見た時の絶望感は、
本当に地獄だった。