オレが昔、小学生か中学生の時。
授業とかが面白くないから窓見てたんだけど、その時決まって大きなリンゴか鳥くらいの大きさのモノが落ちてくんの。んで席が窓際の時に確かめようとすると、それは視界のぎりぎり端っこを通って行って確かめられないんだ。
そんなモノを見続けてしばらくして。休み時間オレは偶然またそれを見たんだよね。
友達に、今窓の外何か落ちたよね?と言っても何も見てないって言う。オカシイなぁ~と思いつつ下を見るけど何も無いわけ、その時最上階だったから上の奴の悪戯とも考えられない。
んでさ、次確かめてやろうとよぉく目を懲らしたらさ、落ちてたモノが何かはハッキリとは見えなかったけど、どうやら腐ったモノらしかった(あちこちがぐじゃぐじゃだった)んでもっかい何か確かめてやろうと見てたらまた落ちて来たのよ、今度はちゃんと見えた。何かって?腐ったリンゴみたいなモノだった。
リンゴにしては黒ずんでたけど。他にもツバメみたいな鳥が落ちるのも見た。
やっぱり下には何も落ちてなかったけど。まぁ話はこれで終わりなんだけどさ、余談があるんだ。
ひいばあちゃんから聞いたんだけど。うちのおかん、前に一回流産してるらしい。
うちの二階に誰とも解らない位牌があった。あの腐ったリンゴってもしかして・・・・とか考えてしまった結局なんだったんだろう?