ある晩、就寝時は普通にベッドで寝てたんだけど、目が覚めたら知らないビルの屋上にいて柵を乗り越えようとしてた。
パジャマで、裸足のまんまで。柵の錆びたところかなんかで手擦りむいてて、その痛みで目が覚めたんだけど起きるのがもう数秒遅れてたらアウトだった。
洒落にならないほど怖いって言うか、本気で寿命が縮む思いだったよ。しかもビルがあったのは私の全然知らない町で、交番に駆け込んで聞いたら自宅のある川崎市から品川近辺まで移動してたことが発覚。
そんなに歩いたのか自分!?(時間的に終電後だった記憶が)その後、始発を待って旦那に回収してもらって事情を話し、脳神経科と精神科に診てもらったんだけど、脳の方は特に異常なし。精神科の方では、一応夢遊病だろうけど…と歯にものが挟まったみたいな診断をもらった。
自殺願望も疑われたけど、思い当たる理由はこれっぽっちもなし。薬もアルコールもキメてなかったし。
その後、しばらく寝るのが怖かった以外は特に異常は起きてないけどあんなわけのわからん死にかけかたをしたのは、後にも先にもこれきりというか、これきりにしてほしい。今思い出しても全身にやな汗が出ます。